2011年5月9日月曜日

自尊心と謙虚

自尊心をポルトガル語でorgulhoso 謙虚をhumildade と言っている。この言葉は正反対ですけど私達にとってなくてはならないことのようです。自分が仕事や物事に対して判断する上に大切だと思われるのです。傲慢にならずに自分を見つめて人にあたること。また反対に自分が失敗したときは自尊心を持って前向きに生きることだと思うのです。書くことはたやすいけど本当に自分がその立場になったとき実行できるか、そのことを肝に銘じて毎日毎日を大切にせねばならないようです。
私は今日までブラジル人を使っていますけど、彼らから学ぶことがたくさんあります。彼らに比べると自分は恵まれた人間です。かれらは世界を知らず、政治や経済の仕組みも知らないけど、素朴で自分の暮らしに不満もなく、人をだますこともない。ただ主人に従うだけで、神に感謝して過ごしているのです。テレビで観たニュースだけが彼らの知識なのです。外国からきた私達に尊敬と親しみを持ってくれます。
このことを考えると、知識人は偽善者で見栄を張り、常に自分を意識してよく見せようとします。日本人の私達とは文化は違いますけど死ねば皆同じで、考えさせることがたくさんあります。❀

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