2011年5月8日日曜日

ソケイ 七人の侍の皆様へ  -書簡-

私たち4人のアルゼンチン観光の節は皆様方のお世話になりましてありがとうございます。無事帰国いたしました。
長い間皆様方との出会いを心に描いておりましたけど、実現できてほんとに嬉しく思います。省みれば、皆様方と私たちは同じ境遇で違った国ブラジルとアルゼンチンに住んでおり、同じラテン系で文化も似た様な国で、私たちの抱えている問題も同じだと思いました。今日まで乗り越えてきた、過去の事を話し合い、年とともに記憶から薄れるであろうふるさとの人々、家々を思い出し、確認できたこと、ふるさとのいろいろの問題を客観的に論じ合い、ソケイには無い、インテリの七人の侍を再確認いたしました。私たちは年齢的にも大きな野心を抱けるものでもありません。ふるさとから持ってきたエネルギーも残り少ない。皆様方がお互いに助け合っていることに共感いたしました。なぜならば、同じ仕事で競争意識もなく情報を交換しているようにも思われました。僅かな県民であれだけの設備を施し、ともどもに生きる姿、やはりウチナー人だと思います。
屋宜さんにも彼の仕事ぶり、大変忙しい人ですけど私たちを県民の建物、いろいろの催し、世界のウチナー人の交流に取り組んでいる姿に感動いたしました。ご成功を祈っています。ウチナー人特有の根性、助け合い、日本まで伝えられた、いちゃりば兄弟との諺を外国でも発揮したいですね。二度のお食事や見学へのお礼と、皆様方の健康と発展を祈り、何時かやってくるであろう日を願っております。

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