2011年12月31日土曜日

沖縄の家督相続

沖縄の家督相続は古くから伝わる習わしで民法により男女同権を定めているけど、未だに男子が継ぐのが掟で、その根拠は、掟を外れた場合にはその子孫の繁栄はともかく、不幸が重なると言われているので守るようである。相続にも序列があり、長男が家と屋号をつぐことになる.もし長男に男子がいない場合、もしくは14歳になり死亡した場合でも二男の二男が継ぐ習しに定められている。選ぶ訳にもいかない定めなのです。沖縄の風習がどうしてなのか考えてみた事がある。ある程度自然の法則によっているようにも思われる。私はㇿ-タリクラブで模範農業者として褒賞されたことがあった、その時貴方の年齢で農業に邁進する原動力は何かと問われた。私は次のように答えたのです。農業は土地に携わる仕事で。土地には人間に判らない事が沢山あるのです。たとえば同じ土地にピメンタを植えると辛い物が出来るし、またべテラバを蒔くとあまいものができる。同じ土地なのに種によって各も違ったのができるのです、小さい種のなかに各も違った遺伝子が組み込まれているのに不思議を感ずるのです、それだけではありません、ROBERTORODRIGUES前農務大臣の話によればサトウキビの原祖は竹から.進化したと言われる、種の進化について、牛で説明すると、ブラジルの牛畜産には二種類あって一つは肉牛で二番が乳牛です。肉牛は短期間で肥育し体重が重いように改良されてきた。選り抜いて最高の品種の精子を求めてきたその値段は何百万レアルもするので精子の値段も驚くほど高い。亦乳牛は雌が主体で改良されてきて、良い品種は多くの子牛を生むために受胎すると別牛のお腹で育てている。今少し自然の動物の世界で子孫繁栄を維持するために、ライオンは力の強いオスだけが種付けするようです。このように子孫の繁栄は男つまりオスにかぎる自然の掟です。日本の皇室も男子相続で一時男子の孫が生れず、女性も継承できる法律の学者を招いて検討した、話によれば畑は女で、男の遺伝子が血統を継ぐと考えたのです、幸いに男子の孫が生まれので議論は消えたのです。しかし沖縄で一族の相続で色々の問題が起きているようです
20111230日国吉真一.

2011年12月10日土曜日

2011年度を顧みて

今年も終年に近付いている、振り返って思う事を書いている、まず経済的には最高の年と言える。気候に恵まれて総ての作物が豊作であった事、そして値段も良かった事が農業者を潤したのです、次は家族全員が健康に一年を過ごし年末を迎えた事、私自身は年を重ねるごとに悟りへて幸せに思うのです、まず自分自身が幸せであれば自然と微笑み、顔に笑顔が現れ、また、モチヴアションも湧く,自信も生まれる、その事自体が会う人々にも良い印象を与えて幸せを与えるのだと思うのです、、今日までの歩んだ人生を演劇で表すならば、第一幕が自分の生まれた故郷の友達や村人達との交わりが、自分の性格に影響を与えたのだと思うのです。大二幕がブラジルに移住して得たお友達。主に戦後移住者の仲間、日本人会を通じての二世達、そしてブラジル人、主に農業者やカトリック宗教関係の友達や、組合関係の人々ですが、仕事が年と共に縮小するので人間関係も遠のき、家族の絆の大切さを感ずるのです。特に今年は身近な叔父や叔母を亡くして、また妻の兄と妹の夫も亡くしたのです。自分が取り残されたような感じがするけど、また神様はこの世に私を必要としていると残って居るとおもうのです。でも自分では終盤の幕を演じていると思われる。お友達が去る中で若い世代との繋がりがインターネットのFACEBOOKを通じてお友達になりメールを通じて多くの誕生祝いの言葉を頂いて幸せを感じております。
やる気を起こさせるのです、今後の目標は誰にも任せることが出来るようにコーヒー園を縮小して大豆かサトウキビに変更することで経営簡素化を計る計画です。