2011年5月8日日曜日

思いのままに

私がブラジルに移住する前、沖縄にいた頃は学生でしたけど、「湯の町エレジー」の歌が大変ヒットしていた。ギターの音がたまらなく人々の心を締め付けた。侘しいような、恋しいような、悲しいような歌で、若い人の恋心をゆさぶるのです。私もその歌が好きでした。
ブラジルに来てもよく唄った。ブラジルの古い移民はその歌を知らなかった。ある日、私の好きな人の家に遊びに行ったとき長浜先生もみえていた。長浜先生は何でも出来る人で、彼がギターを弾き一緒に唄った。そこにはふるさとを偲ぶ哀愁がにじんでいた。二人とも意気投合して知っている歌は何でも唄った。なかでも「湯の町エレジー」が最も素晴らしかった。台所では彼女も聴いていて、そのときから私が好きになったようです。
今でも二人で寝る前にその歌を聴くことがよくあります。

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