2015年9月5日土曜日

随筆  想像力

今年に入って欠けていた歯をインプランテして
全部揃へた。八十歳にしてである.老人になると
歯が抜けるのは当然ですけど。娘から食べ物は
良く噛んでいると体に良いと言われたのが、原因で
ある、医学の発達でトランスプランテは何処の国でも
行われている、 
最近読んだ太宰治の作品に次のような事が書かれ
ていた。
十九世紀の頃、フランスに有名な眼科の医者がいた  
彼は自分の名を残したいと思いつき、街で出会った
盲目を呼び止めて貴方の目を見えるようにしてあげる
と話しかけた。勿論盲目は喜んで承知した,但わたし
はお金がありませんとだけ告げた。 医者はお金は取らない
とつげた、一週間後に病院にくるように約束した。
当日に盲目が現れてトランスプランテが行われた、
一週間後包帯を取り除くと。彼はよく見えると告げた
医者は自分の手術が成功したのを見せようと、サー街を
歩てごらんなさいと言った、彼は尻込みして私は街の人びが 
怖いのですとしり込みした。医者は貴方の目には
ウサギの目を入れたのだと話すと、彼は驚いて。
私は盲目の方がよいのです。杖を頼りに街を歩け
たのに今はできませんからウサギの目を取ってください
医者はウサギは動物に追われて逃げ歩く習性があるからかもしれないと思った
第二話
日本のやく百家族の部落に大豪農がおった。その家の
長男は人々から坊ちゃんと呼ばれていた、
青年になり嫁をもらうことになった。矢を立てたのが
貧しい農家の娘で顔立の麗しい淑やかな静子だった
彼女は内気で知られていた。青年は彼女に上等な着物を
着せて首にキツネの毛皮を肩にのせたら
さぞかし街の話題なるだろうと考えた、早速静子の
の両親に話すと両親は大喜びを隠すことができな
かった。話はトントンに進み結婚式を挙げた
青年は街に静子同伴して姉に頼んで着物を選ば
せた。勿論キツネの毛皮もそろえた。静子が街を歩く姿は人々を振り返るようになった。幾日たっても実家へ顔をだすことがなかった
亦彼女も街の人と話す機会が多くなり、自分の境遇を
自慢」するようになった。彼女の友達からは嘘つきで
傲慢になったといわれるようになった
昔からキツネは化けると言われている、あのキツネの毛皮
の素質が乗り移ったのかとの噂になった
第三話
人間は想像することができ、つたえることもで
きるのです。人魚の話も想像から造り上げた
のではないかと思われるのです。まず動物の世界で
確実にオスとメスが存在する、けど人魚にオスは診たことが無い。多分男ガ浜で海からでて来て浜辺に髪
ながくした足の長い女性が横たわっているのをみて
人魚を想像したのではないかと思うのです。
男性が同じポーズをしても浜辺の石ころにしか想像できないでしょう。この世界で生命の発生は海からタンパク質
からできたと語っている。単一の性から進化
して動物と植物に別れ、尚進化してオスとメスが発生
して現在までの進化をとげたのでしょう。
この事から考えても人魚にメスだけ存在するのは
考えられないから想像から生まれたのだと私は考える
また。家族とは父と母と子供を持って家族と
社会はみとめる。
現在社会出同性結婚が行われているのは家族と
見なす訳にはいかない、なぜかしら生命の進化から
退化した現象にも思われる、と想像するのです。