2011年5月9日月曜日

国吉家と独立

 私が国吉家の長男として生まれ、ブラジル国へ呼び寄せられた故に、漢那家の子孫の歴史が変わったのです。まずその後、松田家の家族、冊吉と亀、久雄、正義、藤子、勝子、義彦がブラジルへ移住し、その家族と一緒に上地家の安勝も17歳でこの国にやって来ました。その後仲田家の家族、幸太郎、安さん、昇は先に開発青年で来ていました。その妻光子さん、幸子、幸夫、清次、則夫がおります。その後幸夫は日本で勉強したく10年いて帰り、建築士の資格を取り沖縄で活躍することが出来、自分の運命と歴史を変えたひとりなのです
さて漢那家では上地苗さん家族が住み、安勇は父のもとで工業高校を卒業して、独自で警備会社を設立して、今日では沖縄でもトップに立つ会社に育て上げました。安勇さんは人々の世話もよくやり、信用を得たのが発展に繋がったのだと思います。安昭は大学卒業後、独自で博士号を取り心理学者として教育界で、沖縄でも優れた人物として知られております。このことも漢那家の歴史を変えて運命を開いたと言えるでしょう。
私は苗さんの88歳のお祝いに出席して、新しい家で戦後母が建てた家を思い出し、漢那家の四人姉妹の波乱にとんだ人生を思い浮かべ、孫達が家を出てゆき、社会で奮闘しながら自分の道を開いて行った歴史を思い、私の母の辿った歴史を想うと懐かしさ、はかなさに涙が溢れるのでした。

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