2011年5月8日日曜日

言葉について

私は二ヶ国の言葉を知ることが出来た。
50年の間ブラジルに住むうちに何とかブラジル語を話し、理解するようになった。現在では新聞の社説や経済欄も判るようになった。たくさんの前で話すことはブラジル人でさえ容易ではないようです。もちろん日本語でならすらすら出る言葉でも、ポルトガル語になると出てこないことがよくあります。
このように毎日ポルトガル語を使っていると漢字を忘れてしまいがちです。簡単な漢字でも思い出せないことがよくあります。長年日本語の新聞も取っていましたけど、現在ではブラジル語の新聞だけを取り、日本語に目を通すのは「のうそん」だけになっています。しかしNHKのテレビ放送を観られることになり、なんら不自由を感じないでいる。
出来ればもっとポルトガル語を知り、ポルトガル語の書物も読んでみたいのです。すれば二つの文化を知ることになります。殆どの移民がポルトガル語を十分知らずにいることは気になります。
また反面では、二世の人たちが、日本で生活したこともないのに日本語をよく知っていることには驚嘆します。新聞などに二世が日本語で記事を載せているのが目に付きます。

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