2012年2月22日水曜日

随筆         人間の体

人間の体は年と共に衰えていく。体力も弱り,若い頃は60キロ担ぐのはなん
でもなかった、現在は30キロでも負担を感ずる。歩く事は出来ても走ること
はできない、尚、片足で立つことも難しくズボンをはくのに、壁に寄らねばな
らない、倒れる恐れがあるからです。娘が言うにはパパイは以前は家族の団楽
に加わったけど、今はテレビかIPADを見ていると語った.それも耳に障害
があるからなのです。、始めに現れるのが目で見えにくくなる、年馬のように
目の端に目くそが貯まる、メガネでカバ―出来るけど、それでも白内障になる
と治療して見えるのがよくなる、次に現れるのが耳が聞こえにくくなることで、
私の場合電話を左耳にあてると全然聞こえないので、初めて医者に診てもらっ
たら、脳との繋ぐ神経が機能しないことが判った、補聴器を使用するように言
われて、耳によって適した補聴器をはめたけど、面倒で使用がうるさい無駄な
雑音も大きく聞こえるので、使わずにいたっている、人間の体は自動車のよう
に部品を変える訳にいかない
今のところ、人との会話は何度か聞きなおして理解できるのです。テレビです
と音量を上げて聞き取れますけど、家族の者が隣の家に遠慮して下げるように
言われる、たとえポルトガル語でも字幕があるとつい読むことに熱中する、の
で読ものも早くなっている、多分脳に集中力が高まり理解力も早い、人々が集
まる講演や、のど自慢は雑音に取られて聞きにくいので、頭で考えて自分なり
に理解する、。読むことだけは衰えず、現在タブレットを買って毎日日本の古
い小説を読んでいる。タブレットの機能は素晴らしく、インターネットの機能
もすべて備えて電話や写真を撮るのにも使えるし、FACE BOOKには簡
単なメールや写真を載せて、知らない人ともお友達が出来るので私のような老
人には若い人との付き合いができるのです、、2012年2月19日 国吉真一

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