2012年12月30日日曜日

随筆  2012年度総決算


今年も残り少なくなりました。家族が無事に過ごせた事は感謝の気持ちで一杯です
今年は夏蒔きの大豆やトーモロコシや収穫後のサトウキビ畑も雨が順調にあり、畑は青々としているのを見ると
農業者の満足感に浸っている、来年に大きな期待を抱いているのです。
来年に期待を持つ原因は今年の世界の穀物ストック量が非常に少なく、現在の穀物相場が最高値で取引されて,その余韻
が来年まで続き、多少の変化が見られても先物取引は高値を維持しております、農業者は一年で例年の二倍の収益があるとみています。
このような期待は在るものの、現実にはブラジル全体で、飼料高による養鶏業者や鶏肉関連業者が、飼料高によるコストを市場に上乗せできずに、廃業やストップ状態に混乱が続いております
また東北ブラジルでは、未曾有の干ばつに見舞われ、牧畜業者が40パーセントの餓死で無くされたのを、政府が支援活動に莫大な資金を投じている。一環としたサンフランシスコ川の運河に、大量の資金を挿入したけど途中で中断していて、効果が現れずにいたっている。 
あれだけの資金で大量の掘り抜き井戸から水が得たのではないかとも言われている。毎年干ばつは東北にあり、まして国民の税金が投入されていて一向に安定した生活が良くならない。東北は教育水準も最低で発展が遅れているのが現実です
南部地方だけならヨーロッパ並みの水準で、特にマトグロッソ州はアメリカ以上の大型機械化で、一年二回作物が取れるのは世界でも類のない地方
と言える。それに伴い畜産部門も豊富な飼料で生産されて世界の市場に提供している。
以上で見るブラジルの農業はアメリカに次ぐ食糧生産国と言える。2012年12月23日

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