2012年3月18日日曜日

随筆     海外から見た日本

今月東北大震災から丁度一年が過ぎた。毎日の様にN N Kは震災後の人々の暮らしや、復興しつつある姿を伝えている.仮設住宅で暮らす人々の思ひも報道されている、
また、海外からの支援や応援の言葉もたくさん寄せられていて、外国人から見た日本人の評価は素晴らしい、外国人なら、家を失い、家族を失い,職もない現実に出会った時、社会は混乱
が起きるのが当然だと考えている、しかし日本人は整然と正しく、行政の命令に行動する姿に感銘を受けているのです、。勿論戦後の復興を20年で成し遂げた日本を現実に知っているからです、日本の規律正しい国民は何から培われたのでしょうか、日本精神からそれとも、行政組織なのか、宗教からの影響は少ない、国民が団結して困難をきりぬける姿は外国で暮らす同じ日本人としては感動するのです、震災の二ユースを見るたびに涙が出るのです、果たして自分があの場面に出会ったら立ち上がる気力があるのでしょうか。自分を疑うのです。、しかし人間は悲しみや苦しい境遇にもなれるものです、その反面二ユースでみた大都会での親子の餓死は外国ではありえない事です。貧しい人々の多いブラジルでは
ありえない事で、誰かが助けてくれるのです、自分も貧しくても食糧を分け与えるので餓死に陥る事はありえない。共同体は働かなくとも。餓死だけはさせないのが事実です、
宗教の影響なのか路上で暮らす人も多い、また物乞いも多い、ない者があるものに乞うのは当然のようです。その点日本人は、ねだるのは恥で最低の人間だとの、プライドがあるのでしょう。日本人は恥をかくのは死ぬほど苦しいのでしょう。いかに世界がグロバール化しても国民性は変わることはないのでしょうか。
20012年三月二十日    国吉真一                     

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