2012年8月12日日曜日

随筆 二つの国を考える

現在置かれている日本社会とブラジル社会を想い浮かぶままに記して置きたいので何時か参考になるかも知れないのです。日本の事は直接私の生活に関係するのではないけど、
祖国なので自分の後ろ盾として健全であってほしいと願うのです。
現在の日本は八方塞がりの観がする。70年代世界一を誇った生産力が停滞して生産コスト世界一で安くて輸出を誇った時代もあった。現在はコスト高で他国に押されている。ただ質の面だけは外国も認めている。
重要な問題も国民は意見が分かれて政治家は決断を下しかねている、原子力発電にしろ、消費税引き上げにしても意見が分かれて政治が混沌としている。過去を顧みて軍国主義が実検を握る前のように国民は民主主義が世論に押された時代があって、思想家や哲学者が議論を交わして、生命が脅かされた時代があった。現在は思想家や哲学者は見当たらない。国会議員がもっと国会で日本の進むべき道を議論いて欲しい、現在の議員は次の選挙に生き残れることだけを考えているようだ、現在日本が抱えているいろいろの問題も戦後アメリカの自由主義を主体とした生活が日本国民は啓蒙して取り入れてきた。日本人の伝統的習慣は若い者に取り入れられず、老人たちは親子とも暮らすことが出来ず、尚アメリカ式の夫婦でも愛がさめたら離婚することまで取り入れているのです。今一度日本人が受け継がれたものの考え方を取り入れたいように思われる

次はブラジル国
ブラジル国は私の住んでいる国で色々の政治が直接私の生活に結びつくので関心は高い。私の子孫の将来もあるので良い国家になって欲しいと願うのです「。勿論生活しては遥かに日本よりは良い。治安は日本のようにはいかないけど。地方に住めば別に危険に会うことはない。日本の災害に比べれば暮らし易い。ある程度の老年金を受け取る人なら健康保険に加入もできて医者や検査を受ける事が出来るから健康は安心して暮らせるのです
日本と比較して交通機関が発達しておらず,殆どが道路にたよっていて物資の運送に経費がかかるからです。1500キロの農作物を港まで運ぶのに港から日本の方が安いとのこと亦工業用の電気料金が韓国の五倍もする。港の整備も遅れてコンテナでトンあたり韓国の五倍の料金になるようです。これでは輸出するのに太刀打ちできない。自動車生産でも鉄鉱石をブラジルから輸入して造った鉄板が輸入しても国内品より安くつく状態でコスト高。インフラ設備が整わず生産者が背負うことになる、このような状態も政治家は国会で議論することなく。目の前の問題と政治家同士の駆け引きに明け暮れているのです。ブラジルも国民が議論して報道機関が関与して欲しいのです、勿論思想家や社会学者も見当たらないのは悲しい想いがするのです。
2012年8月5日  国吉真一

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