2013年8月18日日曜日

随筆

ブラジルの自動車産業
現在の社会は至る所で自動車があふれている
田舎街でも自動車は街の通りは置場に困るようになってきた。中産階級の家には二大の車が置かれて、家を購入する場合も二台のガラ―ジを要求するようになっている、自家用車にせめる費用は食費を上回ると云われているようだ。
国としても車からの諸税収入が農産物収入よりはるかに超えているとも言われている、
自動車産業が国の発展を担っていると言っても過言ではない。ブラジル国など政府の後押しで長期融資を促して生産を拡大して、自動車産業の労働者を維持してきた、その結果大都市に人口が増加して交通マヒをうながしている。あれほど前大統領が石油埋蔵量を誇張したにもかかわらず、
莫大の石油輸入に頼っていて。国の外貨準備高を危険にさらしている。
ブラジル国が石油とアルコールとビオヂ―ゼルで世界の先進国と対等に歩む勢いを見せていたけど、とんでもない。国家の戦略が国内消費に向けられては一時的に生産拡大しても長続きはしないのが建前で、自動車産業も国の政策に安堵して技術革新に力を入れず海外での競争力を失っている。その点技術の面でも遅れていて。いずれ不況に会う事はまちがいない。自動車で発展した社会があらゆる面で行きずまリを表して。車の無い島を求めて移住する人も出ている。最も自然環境に優しい交通機関車はバスに御客を奪われて地方の駅は敗退して、大都市の交通機関だった電車も道路に変わり尚。麻痺状態の今日では見直すべきだと思うのです。先進国の日本やドイツでは水素とバッテリで走る車が試作中であと五年もすると市場に出る確実性まで進んでいて、ブラジルの自動車産業は何時迄も後進国の枠を乗り越えないでいるのです。それでも世界では第四生産国のようです。

二千十三年八月六日

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